よしのんGM卓 「かさねふれども ゆめこうなかれ」
道標詳細
[PC甲]
初期因縁:乙(親友もしくは悪友)
初期喪失:故郷(生様の18) 推奨分限:稀人
目的: 元の世界に戻る
あなたは魔界と化した平安京に迷い込んでしまった一般人だ。知り合いの乙といっしょというのがせめてもの救いだろう。
そんななか、乙と瓜二つの、丙という少女に助けられた。
彼女は「ひとときだけで構わないから、身分を忘れて都を歩きたい」といい、乙と衣装を取り替えて都へ飛び出そうとした。それもあなたを共連れて。
少しでも早くもとの時代に戻りたいというのに! これは御伽話かなにかなのか!?
早く、乙と一緒にもとの時代へ帰りたい。
[PC乙]※女性であること
初期因縁:丙(恩義)
初期喪失:故郷(生様の18) 推奨分限:稀人
目的: 姫の生活を楽しむ
あなたは魔界と化した平安京に迷い込んでしまった一般人だ。知り合いの甲といっしょというのがせめてもの救いだろう。
そんななか、自分と瓜二つの、丙という少女に助けられた。
彼女は「ひとときだけで構わないから、身分を忘れて都を歩きたい」といい、一日だけあなたと衣装を交換したいと願いだしてきた。
御伽話の姫様のような時間を過ごせるのかもしれない、またとない展開にあなたは心を躍らせる。
一日だけなら、丙のために一日だけならばと、自分に言い聞かせて。
[PC丙]※女性であること
初期因縁:丁(相棒)
初期喪失:日常(生様の13) 推奨分限:神・貴族
目的: 普通の少女の生活を体験する
あなたは平安京の中で聖姫と呼ばれる存在だ。元はただの貴族だったが、この魔都と化した平安京の中では常人ならざる神の力を秘めたあなたは、祀られる対象になってしまった。
まるで自由のない鳥籠のような生活。そんななか、自分と瓜二つの稀人である乙と出会い、一緒にいる甲も含めて屋敷にかくまうこととした。
自分でも驚いたことに、気づけば乙に「一日だけ身分を交換してほしい」と話し、甲といっしょに都へ飛び出していた。ひと時だけで構わないから、普通の少女にもどりたくて。
きっと丁は困っているだろう、それだけが気がかりだ。
[PC丁]
初期因縁:戊(憐憫)
初期喪失:仕える人(生様の15) 推奨分限:武士
目的: 乙と丙が入れ替わっている事実を守り通す。
あなたは「聖姫」と呼ばれる丙に仕える武人だ。その中でも、姫に接し護衛することを任されるなど、大いにやりがいのある仕事についている。
そんな丙が、身寄りのない稀人ふたりを保護してきた、そのうちひとりは丙と瓜二つだったがそんなことはどうでもいい、なんとお優しい方なのだろうか。
その翌日、丙は稀人である乙と衣装を交換した、なんと可愛らしい方なのだろうか。
そしてそのまま、甲と一緒に丙は都へ飛び出した、なんということだろうか。甲が羨ましい。
乙が丙の振りをしていることが露見しないようにしなければならない。それが今の自分の責務だ。
特に、丙の家族である戊にはこの事実を隠し通さねば・・・。
[PC戊](※丙の家族であること、血縁の有無と年齢は問わない)
初期因縁:甲(仇敵)
初期喪失:心の余裕(魂魄の2) 推奨分限:貴族
目的: 甲と丙を引き離す
あなたの家族に丙という少女がいる。昔から奇跡めいた力を持っていたため、聖姫などと祀られてしまった。近いようで遠い存在だと、少し悲しく思うこともある。
そんななか、街中で丙が歩いているところを見た、これは目の錯覚では・・・しかも隣に知らない人間がいる!
調べたところ、どうやら丙に匿われた稀人がふたりほどいるそうだ、そのうちの一人の甲という人物だろう。
おのれ、我が愛しの家族をたぶらかしおって! にっくき甲め許すまじ!!