top of page

募集人数:~4名
TRPG初心者対応:歓迎
演目難易度:ある程度慣れた人向け
ルールブック未所持OK?:OK
キャラクター作成:初期作成。一から作成して、愛着を持って演目を楽しみましょう。
登場する客分NPC:
 ・清姫……少女のなりをした恋に狂う人鬼。この[演目]ではPC乙をこそ安珍と念じ、執着しています。PC乙を奪おうとするものがいれば、恋の情念を文字通り燃え上がらせて、これを拒むことでしょう。
 ・文車妖妃……文車妖妃はオリジナル客分です。恋文にこもった思いが凝って生まれた妖怪です。恋の秘密を守り、恋の成就を叶える。それが文車妖妃の本性です。 [演目]中の文車妖妃は、まずPC甲の恋路を叶えるべく動きます。
常ならざること:

​ オリジナル客分である文車妖妃が登場します。伝承にあるイメージに沿ったキャラクターとなっておりますので、分かりにくいことはないかと思います。
 [道標]甲と[道標]乙は、プレイヤーが何人であろうとも選択することといたします。

​​しゃみGM卓 「赤き縄にてつながれしとぞ、そは二つ」

演目之筋:
 恋の炎を胸の内に宿す妖女清姫は、今は大人しい。
 彼の妖女が大人しいということは、その手の内に想い人を囲っているということだ。囲われている当人にとって幸か不幸かは知らぬが、都の民にとっては概ね幸福なことと言えよう。清姫の恋の炎に当たり散らされることは当面ないわけだから。
 だがよりによってこの清姫の想い人に懸想する猛者がいるというではないか。なんと恐ろしいことを…。火中の栗を素手で掴むようなものだ。しかもだ。その為に文車妖妃に助勢を願ったというではないか。
 文車妖妃と言えば、恋文に宿った妄念や情念が凝って生まれたとされている妖怪だ。都の乙女たちの文車妖妃を思うこと信心にも似て、今や文車妖妃の妖力は神にも比肩すると言われる。彼のあやかしに恋文を渡さば、恋の成就間違いなし、と。
 ひとりの男を焼き尽くさんばかりの恋の妄念と、どんな恋をも成就させるという信心とがぶつかり合ったとき、そこでは何が失われ、何を手に入れ、どんな物語が紡がれることになるのだろうか…。

道標概要:
 甲:行きずりの男(乙)に入れ込み、その男と結ばれんとするもの。
 乙:清姫に見初められ、今や清姫しか目に入らないもの。
 丙:主人(甲)の恋の行方を案じ、ひたすらに主人の幸福を求めるもの。
 丁:己が野望の為に清姫を利用し、高貴なる姫君(甲)を籠絡せんとするもの。
  これら四者の振る舞いが、演目をつくる事となりまする。

GMからコメント:

 しゃみと申します。
 本[演目]は恋の妄念が行き交うものとなります。人と人の思いが交錯したその先の物語をみなさんと一緒に作っていければと存じます。愛だ恋だを演出するのに照れのない方は、どうか御同卓くださいませ。照れさえ克服できましたら、初心者の方もどうかお越しくださいませ。
 妄念と情念に彩られた鵺鏡の世界を堪能致しましょう。

bottom of page