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募集人数:3~4名
TRPG初心者対応:歓迎
演目難易度:初めてシステムに触れる人向け~ある程度慣れた人向け
ルールブック未所持OK?:OK
キャラクター作成:初期作成。道標に合っていれば持ち込み可。
登場する客分NPC:
 ・安倍晴明:知る人ぞ知る陰陽師。筍派
 ・芦屋道満:知る人ぞ知る妖術師。茸派
常ならざること:

​ PLの派閥は問わないが、この演目ではPC間の対立をPL間に持ち込まないこと。

​​つきみGM卓 「茸筍 春秋争い」

演目之筋:

 彼の乱より、魔都と化した平安京。
 魔都と化した今であっても、趣を楽しむ文化は続いていた。その一つが「春秋の争い」と呼ばれるもの。より良いのは春か秋かなどという優劣の付けがたいことを、和歌などによって比べるのである。
 しかしそのうち「春秋の争い」はいつの間にか直喩を避ける習慣から徐々に変化をしていくことになる。
 それが「茸筍の争い」。
 風流文化を愛する貴族たちは、いと遠きところより来たる稀人の技術や、陰陽道や影を操る力をもって、それぞれが考えた茸筍を育てていった。
 「香合」「絵合」などのように各々の茸筍を比べる「茸筍合」などが行われるようになり、貴族たちの間で活気を増していく。

 そんな折、時の皇后である玉藻前はふと漏らした。
 曰く。――「この世に必要なのは筍だけである」と。

演目之筋:

 PC甲:茸派。安倍晴明の部下。茸筍の争いに投じる主に不安を覚え、道満と通ず。
 PC乙:筍派。芦屋道満の親友。道満と強い絆で結ばれていた。争いが始まるまでは。
 PC丙:争いを加速させる者。黒幕。争いに利を見出し、安倍晴明芦屋道満を守らんとす。
 PC丁:争いを止める者。茸筍に浸蝕された山や里の者。
    己の住処を、大切な者との情景を失わぬために身を投げうつ。

GMからコメント:

 つきみと申します。この度は「春秋の争い」をベースにシナリオを作成させて頂きました。
 シンプルかつ戦闘系の業(アビリティ)もそうでない業も使いやすいシナリオですので、初心者の方でも遊びやすいかと存じます。
 「春秋の争い」は優劣を付けぬもの。ですが、この勝負に白黒を付けるのはPLの方次第です。
 魔の都にて戯れに興じ、笑いながらセッションをしたいという方は是非。

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